苦みを活かした純米スパークリング

日頃は私がピックアップして来た酒の中から最終決断を下すことの多いあかね屋店長が,珍しく自分で酒屋さんからの入荷案内を見ながら、「暑くなってきたから発泡酒を置きたいんだよねぇ,これいくつか取っといてもらえます?」と、言って来ました。

見ると,山形の米鶴酒造(首都圏では「うきたむ」の方が通りが良いかもしれません)から出ている【純米スパークリング】です。

さっそく、お使いにいき自宅用の分を試しに一本買って開けてみましたが,普通の活性にごりのように封を切った途端泡が立ち上るのではなく、グラスに注いだ時にサァーッと細かな泡が湧いてきます。口に含むと更にファーッと細かな泡が沸き返り,ブリオッシュのようなふっくらとした穀物系の含み香が鼻に抜け,飲み込むとすっきり跡形もありません。泡の感触,甘みを突出させないつくりなどはこれとちょっと似ている美丈夫の【発泡吟醸しゅわっ!!】は柑橘を思わせるような爽やかな立ち香を活かして生レモンサワー的な飲み方が似合いましたが、米鶴の【純米スパークリング】はむしろビールに近いキャラを感じます。

ドラフトビールのようなずっしりした苦みではなく,甘みの表面を繊細な苦みが包み込んだようなふっくらとしたキレ上がり方がなんとなくビールチックなのです。おそらく,公表されていませんが使用酵母は山形酒でちらほら見かける噂のチロソール高生産性酵母http://www.j-tokkyo.com/2004/C12N/JP2004-215644.shtmlなのではないかしらん?と思います。

吟醸系の酒はその香味から白ワインに例えられることも多々ありますが,原料から言えばワインよりもビールの方が日本酒に近いわけで,食中酒としてのリフレッシュ効果をフルーティな酸味ではなく苦みに求めるのはある意味もっともなことだな,と思います。店の料理で言うと,自家製タルタルソースを添えたアスパラフライや川エビの唐揚げなどが合いそうです。


ただ,酒屋さんは「瓶内二次発酵の発泡酒です」とおっしゃっていましたが、キャップはプルトップだし,新酒の時期に飲めるおりがらみの活性酒より泡が細かいし、今までの乳酸飲料のような甘酸っぱいタイプの発泡酒ともまったく個性が違うので、「どうやって二次発酵させたんだろうだろう?」と狐につままれたような気分です。炭酸ガス混入タイプじゃないのかなぁ,それともシャンパンみたいに瓶を逆さにしておりを集めてから凍らして抜き取ったんでしょうか?

念のため,数値を書いておきますが,原料米は65%精米の出羽の里(溶け易くかつ雑味が少ない)を全量使用。アルコール度/9° 日本酒度/−9〜−12 酸度/1.4〜1.5だそうです。

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五月のおすすめ

先週の木曜日仕事中にモーレツに鶏の唐揚げが食べたくなり、深夜帰宅してから山盛りレタスと唐揚げをを作ってからずっとお腹を壊しています。ほとんど食べずに出しっぱなしですので、さぞかし痩せただろうと体重計に乗ったらいっこうに減っていません。どういうカラクリなんでしょう?お腹のこわし甲斐がない、というかますますガックリきます。ともかく、GWもGR(下痢)も関係なく仕事は仕事ということで....

今月のあかね屋お勧めの酒は、福島の酒、【奈良萬】の純米中垂れ無濾過生原酒です。リンゴやブドウを思わせるジューシーな立ち香と、純米の原酒らしいたっぷりした味わいが魅力です。暑い日にはロックでお飲みいただいても良いかと思います。酒そのもので楽しんでいただけるあじわいですが、瑞々しい甘さを引き立て合う北海道直送のアスパラ茹でやフライ。純米らしいボデイを活かすならカスベの煮付けはいかがでしょうか?

もう一品は同じ福島の【菊泉川】です。今までは常温でお出ししていましたが、少し暑くなってまいりましたので今月は冷やでお出ししようかと思います。クリーミーな口当たりはそのままでも、甘みがマスキングされますのでより軽快にお楽しみいただけるかと思います。

奈良萬も菊泉川もジャンルでいえば爽酒に分類されますがキャラクターはずいぶん違いますし、それぞれ合わせる料理や酒器で表情を変化させます。お客さまのお手元の料理を見ながらできるだけ細やかに対応させていただこうと思っておりますので、お気づきの点がございましたらお気軽にお声がけ下さいませ。

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いつものあのチーズ(登録商標出願中...)

先日、大宮の味ばかに行ったらまだお客さんが一人もいないのに、ずいぶん洗い物がたまっていました。

もちろん皿洗いも仕事の一環ですのでさっそく洗い始めましたら、店長が調理場から出て来てまた話しかけて来ました。
「カマンベールの味噌漬けをつくったんだよ」
「あ、そうだったんですか、チーズの味噌漬けはいい酒のつまみになりますよねぇ」
「ただの味噌漬けじゃないんだよ、味噌漬けにして味がついたチーズを天婦羅にして出すんだ。美味いぞぉ。でもどんな名前にしようか今考えてんだよね...」
「...とろふわチーズ揚げ?」
「いや、そんな説明的なんじゃなくてもっと簡潔で、直感でイメージが伝わるような奴..」
「簡潔...ってことなら、チー天」
「それじゃ、まるでチーカマみたいじゃないか!」
「...じゃ、あとひきゴーヤ(定番メニュウのゴーヤ揚げ)の姉妹品ってことで、糸ひきチーズ..」
「糸ひいてちゃ、なんか腐ってるみたいでやばくないか!?」

だんだんめんどくさくなって、ぶつぶつ言ってる店長を無視して皿洗いを続けているとしばらくして今度は一人でニヤニヤしだして、
「ん..きたぞきたぞ..いつもの..いつものチーズ..それとも、いつものあれ、のほうがいいかな?」
「いつものあれ、ってかべに貼り出してもなんだか解らなすぎですから、やっぱりチーズは入ってた方がいいんじゃないですか?例のもの...見たいなノリでいっそ、【いつものあのチーズ!】は?」
「【いつものあのチーズ!】...音は悪くないね..、それで行くか..」

..、と言うわけで新メニュウは【いつものあのチーズ!】で決定です。私はまだ試食もさせてもらっていないので、いつもの...もへったくれもあったものじゃないのですが...『絶対美味いよ!』という店長の言葉を信じるチャレンジャーの皆様のご来店、こころよりお待ちしております。

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菊泉川

先日、廣木酒造の地元向け銘柄である「菊泉川」の品質の高さに驚かされ、おもわず高品質の裏付けを蔵元に確認してくださるよう酒屋さんにお願い致しましたところ、丁寧なお返事を戴きました。

店頭では私の口から改めてご説明させていただきますが、文面をお読みいただいた方がより直接的に感じとっていただけることもあるかと思い、以下に転載させていただきます。


大変返信が遅くなり申し訳ありませんでした。

菊泉川の使用米、姿勢等々を蔵元さんを捕まえてしっかり確認しました。
といいますのも、今まで、お酒を引き取りに言った際などに
雑談などの中で、お話していた内容でしたので
しっかりとした公式見解を話てからのほうがいいかと思い
確認に時間がかかった次第です。

まず、
原料米:五百万石 精米歩合55%
以上であることは間違いありません。
なぜこんなに高規格のものが普通酒なのか?
疑問に思われると思いますが
以下の3つの点で、説明させていただきます。


1、蔵のルーツといえるべき、代々守ってきた銘柄
 菊泉川を守りたいという気持ちと、普通酒というカテゴリーの酒に
 挑戦したい。圧倒的な酒質の酒を出荷し、日本酒という物を
 見直して欲しいという気持ち。

2、廣木酒造本店の仕込に対する姿勢、現状
 蔵内の使用米がすべて、酒造好適米であり、
 一番リーズナブルなお米が五百万石55%である。
 普通酒を造るために、あえて等級外の米を仕入れ
 普通酒用の仕込みをすることのほうが逆に手間がかかる。
 菊泉川単体では、採算が取れない?という疑問が出てくるかもしれませんが
 上記1の理由から、蔵全体でコストを計算しているそうです。

3、なぜ、そんなに高規格であるのに
 裏貼り、ラベル等でその事を書かないのか?
 自慢というよりも、ある意味当たり前のことを当たり前にやりたいという思い。

 また、普通酒規格であるために、五百万石以外の米を使うこともある
 (ここでも、等級外などの米ではなく、
  上のブランド(飛露喜シリーズや、泉川シリーズ)の端数が出た
  お米などのことです)
 醸造スケジュールにより毎回一定しない為、これもかけない
 という理由があるそうです。

以上、だらだらと書きましたが、伝わりましたでしょうか。

私が思いますに、
菊泉川は、
飲み手にとっていい酒を造るために、
真剣に取り組んでいる蔵元さんの思いの結晶であると思います。
もちろん
高規格な酒「飛露喜」があっての副産物であるという面もあると思います。

また、貯蔵にかんしてですが、
2回火入のお酒ですので
冷蔵庫がいいにはいいですが、通常の酒の管理と一緒でOKです。


以上、よろしくお願いいたします。

(転載おわり)

とのこと、お世話になった酒屋さんは有)渡辺宗太商店です。

普通酒としか表記できない高規格の酒については「黒牛」の蔵元も昨年の6/20付けで記事をかかれています。http://fudansai.air-nifty.com/fudansai/2008/06/index.html
蔵ごとにいろんな事情、裏付けがあるのですね。これからも先入観を持たずにチャンスがめぐって来た時には自分のベロを信じてチェックしていこうと思いました。

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普通の酒

四月になってしまいました。

上尾【あかね屋】の四月のお勧めは定番の早瀬浦純米が生詰めで入荷しましたのと、九平次の(件の山田)です。早瀬浦は穏やかな印象の酒に仕上がっています。アサリの酒蒸しや山菜天はもちろん、アイナメやサワラなどしっとりした味わいの春魚のおつくりに良さそうです。また、九平次も定番商品ではありますが、豊後から岩カキが入り始めましたし、カツオも入り始めたのでおすすめです。

さて、表題の普通の酒ですが、昨年からわらじを脱がせてもらっている大宮の【味ばか】はあかね屋と違って地方の本醸造クラスの酒が充実しているお店です。そのため私もそちらに守備範囲をひろげつつあります。今、手元にあるのは「菊泉川」です。首都圏のお客さまには「飛露喜」のほうがおなじみでしょう。

地元向けの純吟【泉川】の方が透明感、質感ともに洗練されているのは言うまでもありませんが、アルコール添加の普通酒「菊泉川」、これが思いのほかよいのですよ...クリーミーな立ち香、さらりとした甘酒のような味わい、素直なキレ。普段は飲まないタイプの味わいですが体調が落ちつかないこの時期ふしぎなくらいからだにしっくり来ます。冷すと甘みがマスキングされてほっそりした万人うけする印象になります。お好みでしょうがこれは常温の方が素地が生きると思います。


普通酒って商品層が一番分厚いジャンルですし、品質もホントにピンキリです。おいしい普通酒にはわけがあります。今回のように味わいのキャラが季節にぴったり!という場合もあれば、規格の抜け目で発生するCPもあります。(確か黒牛さんのブログでも似たような話を読んだことがある気がします)おもいがけずおいしい普通酒を発見したら酒屋さんに事情を問い合わせてみると、新たな発見があるかもしれませんね。そうだ、そうしてみよう!


それにしても。日本酒用の原料米にかかわる裏金事件が報道されましたが、もう一般ではさほど話題にもなりませんので日本酒は多くの消費者にとって期待も信頼もされていないんでしょう。

そんな趨勢の中で日本酒を飲みに来てくださるお客さまがいらっしゃる。ありがたいことです。こんな事件があると、飲食店は「だまされたぁ!」と怒りをメーカーや国に丸投げすることもできますが、それで自体が改善されるとも私は思えません。国からの規制がより煩雑になり、チェックにかかる公金が増えるだけのような気もします。もし現場の従業員がコンスタントに自分でチェックする責任と権限を持っていれば、文句を言うこともできるし、切ることもできるし、万一自分でおいしいと判断して入れてしまっていたなら、「私が至りませんで...」と恥じ入リ、再起を自分の言葉で直接お客さまに誓うこともできましょう。そちらの方がずっと建設的だと思うんですけどね。ちょっと話がそれましたか...

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新年のおすすめ

本日から営業が始まりました.制服がこころなしかキツいような気がします...(汗)寒さで着膨れてるせいよね..きっと...(滝汗)お願い、誰でもいいから「そうだ」と言って!!


失礼いたしました、本題は新年最初のお勧めのご紹介です.今季の新酒をふたつ選んでみました.

一方は毎年恒例の黒牛純米槽口生原酒です。昨年のエッジィと言ってよいほどのドライな封切りに比べると、今年は充実した甘みと酸味の後から新酒らしい渋味がぐっと効いてきます.麹香はさほど感じません.全体として安定感と底力を感じますので、当店オリジナルのつくねちゃんこやアンコウ鍋とバランスが良いのではないかと思います.

もう一品は開運の純米無濾過生です.黒牛より一周りほっそりとしたバランスです。微炭酸が新酒特有の渋味をカバーしていますのでこちらはマグロやノドグロ、など脂の乗った魚のおつくりと相性が良さそうです.

熟成を経たお酒の充実感と、生新酒ならではの「時分の華」の両方が楽しめる日本酒シ〜ズンの幕開けです!あらためまして、本年もよろしくお願いいたします.

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篠峯超辛口

今日は月曜日。朝起きたら強からず弱からずの絶好の雨空...heart04.

お店のお使いもかねて藤沢のとちぎ屋さんまで遠征してまいりました。店の定番の一つ早瀬浦の純米の他に【篠峯】を幾つか選んできました。季節的に「遊々」が良いかなぁと思ったのですが、(ラベルも秋っぽいし..)山田錦の超辛口が予想以上に良い状態になっていましたので、こちらを10月前半のお勧めにすることにしました。今年の春先の感想は以下の通り。
http://ukoki.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_dd34.html超辛口
http://ukoki.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_16f0.html櫛羅
http://ukoki.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_76dc.html遊々
三月の時点で無濾過生の超辛口を飲んだのですが、その時はごく青いバナナやスダチさえ思わせるシャープな立ち香と、渋味&酸味の利いたエッジイな味わいでしたが、それでも最後にどこか暖かみと厚みを予想させる気配がありました。今日飲んだのは冷やおろしと特に銘打って這いませんでしたがたしか一つ火入れのものなので実質、冷やおろしです。

さくさくした触感の酸が芯に通ったまとまりの良い味わいで秋サバの酢〆、出始めの真鱈の白子天や優しい味わいのたらこの煮付けなどと相性が良さそうな気がします。

と、言う訳でいよいよ秋本番ですがあかね屋の冷やおろしは透明感あふれる強靭な味わいの【煌ら星のごとく吟醸原酒】、穏やかでバランスの良い【奈良萬純米】、結城紬をおもわせるしなやかさと堅実さが魅力の【篠峯】、という布陣で皆様のお越しをお待ちしております。

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八月後半のおすすめ

一日中エアコンのがっちり効いたところで働いている方にはピンと来ないかもしれませんが、立秋を一週間も過ぎお盆も終わると、暑さの中にもどこかかげりが出て来ました。

体力も落ち切ってますから、身体が繊細な味わいというものが感知しにくい時期でもあります。こんな時期に、ビールやワインではなく、あえて日本酒を選ぶとしたらどんなウリが求められるのでしょう?

私は体力回復のための栄養ドリンクとしての一面を挙げたいと思います。岐阜の小左衛門の美山錦特純おりがらみ、はクリアタイプのシャープさはないものの、一枚ベールをかけたようなソフトなタッチが魅力です。ホタテや北海生タコのようなタウリンを含んだ白いお造りに写りが良いと思います。クリームコロッケのたぐいとも穏やかに響き合って、夏の疲れをいやしてくれます。

もう一品は一貫造りの西の横綱秋鹿の山廃純米【山】です。この酒は秋鹿の製品の中では酸もアミノ酸も控えめなタイプですが、カリッと焼けたトーストを連想させる香ばしい立ち香につづいて二年の熟成による角の取れた酸味辛味が広がる合間にバナナのような甘やかな含み香がよぎります。キレは古酒の中ではとても軽快な部類に入ります。

当店の料理でいえば、かもロースの朴葉みそ焼き、北海大アナゴの蒲焼き、デミグラスメンチなどを引き立てつつ、口中をさっぱりさせてくれますので、スタミナ補給に一役買ってくれそうです。

本格的に秋になれば、旨味タ〜ップリの酒の良さ全開ですが、このじきはまだちょ〜ッと重いんですよね。この二品で夏の疲れを癒しつつ、秋の楽しみに備えてください。

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八月のおすすめ

八月のあかね屋おすすめは 七月に引き続き【天吹 ヒマワリ酵母仕込みの超辛口]】と、【天青 夏純吟】と、はクロス異種もとい、【白露垂珠 美山錦】に決定です。

あかね屋初登場の湘南の酒【天青】はアルコール度13〜14度の低アルコール酒で封切りはごくあっさりとした水口ですが、7〜10日冷蔵すると山田錦の純吟らしい端正な香りを伴った清々しい酒に変身します。よ〜く冷えた天青は、自家製豆腐、サラダ類&川エビの唐揚げやわかさぎの磯辺揚げのようなスナック感覚のかる〜い揚げ物にあうかとおもいます。もともと低アルコールですが、お好みでロックのご提供もお受けいたしますのでご希望の方はどうぞお声がけ下さい。

もうひとつの【白露垂珠】は山形、出羽三山の麓にある竹の露さんのお酒です。こちらの蔵は米フェチというのかいろんな種類のお米を栽培なさっているようで、それぞれの米の品種ごとにずいぶん味わいの違う酒を醸されています。今回ご紹介いたしますお酒は麹に美山錦、蒸米に出羽燦々を使った純米酒です。白桃を思わせるソフトな立ち香のあと、バランスのよいすんなりしたあじわいがつづきます。
函館産の真イカのソーメン、釣り鯵のたたき、あとは..デリケートなおいしさの塩水処理の蝦夷バフンウニなど、夏のお造り類に快適なボリューム感ではないかとおもいます。

最期になりましたが、8/11〜8/18は誠に勝手ながらあかね屋は夏期休暇をいただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

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梅丸

静岡の志太泉から出ている梅酒【梅丸】今年も店長許可がでましたんで。さっそく店頭ご紹介..い〜い感触です。まずホールスタッフがOK出す味、これは強いです。餅は餅屋っていうか...ご家庭で作るトロリとした梅酒とはちょっと別次元の梅酒です。色も琥珀色というよりはほんのりピンクで可憐です。昨年飲みそびれた方、ぜひぜひお試しください!私は個人的に山形の上喜元から出ている「やまがた梅酒」とこの志太泉の「梅丸」が日本酒仕込みならではのよさを満喫できる梅酒だと思っています。

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天吹の超辛口

5月はゴールデンウィーク等で来客数が多く、落ちついて接客しづらい月、6月は連休&ガソリン値上げでお客さんご自身がすってんてんであまり酒の動かない月...7月はどうかなぁと思っていましたら、おかげさまで【天吹 ヒマワリ酵母仕込み超辛口】は瞬殺でなくなりました。

追加注文分が入りましたので、まだの方はぜひどうぞ.

また、昨年ご好評いただきました志太泉の【梅丸】も近々お出しできるんじゃないか?と思うんですが店長夫妻の許可待ちです.梅酒はお客さんの好みがはっきり分かれる商品で、トロンと甘いのをお好みになる方と、梅自体の清冽な香味の残ったさらりとした仕上がりを好む方がいらっしゃるようです。【梅丸】は後者で、小気味のよい酸味とキレのよい甘さが食前酒に最適かと思います.お酒を普段おあがりにならない方もむしあつ〜い夕刻にまずはロックで一献いかがでしょうか?、疲労回復にも効きそうです.

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6月のおすすめ

はやいもので、もう5月も終わりです。昨夜店長に6月おすすめの酒候補を試飲してもらいました。

鯵や鰹のたたきなどのさっぱりとしたおいしさ、また、イサキのむっちり感も捨て難いし、カワハギの肝和えをさっぱりポン酢で食べるのもこの季節は嬉しい...。と、いうわけできりっと引き締まった味わいの高知の酒、亀泉の土佐錦特純生酒と土佐しらぎく吟の夢純吟無濾過生、それから酔鯨の吟麗の三本をもっていきました。

亀泉は4月の末に試飲した時はやや香りが暴れ気味でしたが、一か月経って青林檎のような爽やかな香りにまとまり、やや浮き気味だったアルコール感もよくとけ込んですっきりとしたキレに変わっていました。とても良い状態だと思います。店長も飲み飽きしなそう...と申しまして導入決定。

土佐しらぎくは高知県の酒造好適米吟の夢を使用した無濾過生酒で微炭酸が残っており、黄色い洋梨のような艶やかな立ち香に甲州ぶどうを噛み締めた時のようなフレッシュな酸味と渋味がからみます。個性的なようですがこの植物性の艶やかさは案外、みょうが、わさび、紫蘇、といった日本産の香辛料となじみがよいのでこれも入れたかったのですが、店長が「これは個性的でちょっとむつかしいかなぁ」と申しますのでこれは導入見送り、と相成りました。

のこる酔鯨ですが実は私は純米や斗瓶取りの大吟醸は飲んだ事があっても、吟麗は今回が初めてです。この三本のなかでは一番落ちついた味わいに感じました。フレッシュ&フルーティというよりも引き締まった米の旨味と潤いをともなったキレの力強さが特徴です。店長は「さすが酔鯨...、でも以前のインパクトのある旨味のあるタイプより淡麗辛口になってる感じがする...」と感想を漏らしていました。今シーズンの米は堅くて溶けにくいものが多かったそうですから、そのせいか?あるいは今回のボトルは1月製造のものですから、多分前シーズンの酒と新酒のブレンドで、そのため充実した味わい100%というよりはやや力業的な印象を残すのではないか?と思います。

知名度の高い蔵の定番商品であっても、やはり酒は生き物で、一本一本、あるいは開封時ごとに見せる表情はあきらかに違います。ともかく、あかね屋の6月のおすすめは亀泉と酔鯨に決定しました。

フレッシュなキレ、落ち着きのあるキレ、ニュアンスの違いはあってもどちらも引き際の良さが魅力の酒です。是非、飲みくらべて御覧下さい。お待ちしております。

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弥生のおすすめ

今月のあかね屋おすすめの日本酒は【高柿木 たかがき】の18BY山廃と生酛です。

【高柿木】は高垣杜氏がもらした「作った酒が自分が帰った後、調整されて出荷されるのが寂しい..」の言葉に、彼の作る酒質を高く評価する有志の酒販店たちが反応して会社を説得して立ち上げさせたブランドです。速醸の純米、純米大吟醸、山廃純米、生酛純米などの商品がありますがいずれも無濾過生原酒で出荷されます。

生酛の方が酸度が高く、アミノ酸値は低いフレッシュなタイプなので春野菜を使った料理や鰆、桜鯛のお造りなどと響きが良いと思います。また、山廃は落ち着いた口当たりから軽やかな酸とともに切れ上がる終盤への展開が見事なすばらしい食中酒です。酸が大きく膨らむ40℃、芯の通った澄んだ味わいの50℃と、燗酒でも多彩な表情を見せます。ぜひ飲み比べてくださいませ。

この方は黒牛の杜氏さんと同じく但馬系で、「往年の奥播磨の名声はこの高垣杜氏の腕の確かさによって作り上げられた...」と伝え聞いたことがあります。芳水酒造に招聘されたのも、山廃、生酛造りを若手に伝承するため...とのことです。ご本人は「そろそろ引退した〜い、」などとおっしゃってるそうですが私の父と同世代の方ですので、「まだまだ頑張ってよ、」とも思います。個人的に飲んだ感触から言ってもこの方は仕事人だと思います。個人プレーで奉られてる方には、ちょっと抵抗のある私ですが、この方はお会いしてみたい(ホントに、是非とも)。お話を伺うのにふさわしい人間になれるようちゃんと自分も仕事しよう...。そんな風に思ってます。

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品種、品質、そして産地

改めてカミングアウトいたしますが、私は新潟県糸魚川市にある根知男山が好きです.あかね屋店長も高く評価しており、たびたび今月のおすすめにしたら?と意見しておりましたが、わたくしはあえて店のおすすめに挙げるのは控えてまいりました.

この蔵は一昨年、根知谷産五百万石特等米、と銘打ったとてもクォリティの高い酒を生み出しました.残念ながら当店では、原価の制約もありご提供は見送らせていただきましたが、これは酒造好適米の中でも、作付け面積も広く汎用米的扱いを受けがちな五百万石という品種に対する一般の認識を一変させる酒でありました.が、同時に、あえて正直にいわせていただくならば、どこか言外に最高級の山田錦と比較して「五百万石でもここまでできるんだ、」と評価していた事は否めません.

本日、根知男山19BY純吟無濾過生原酒、開封3日目をあらためてチェックいたしました。

客観的評価をいわせていただくと、立ち香のインパクトの強さ、複雑性はごくごく控えめなものです.味わいもチリッと微炭酸の酸味がまず真っ先に感じられるほど甘、辛、酸、旨味、のアタックは控えめです.が、質感のよさが頭抜けています.高品位の山田錦を原料とした酒の質感をエルメスのスカーフ、とするならば、この酒の質感は羽二重、です.

引き締まった麹の香りを含み香に感じますが、昨年の茸を連想させる複雑性とはちがう、ほっくりとした軽味をかんじます。甘さもあるのですがきっちり分解されたかろやかなあまみです。

さりげない、としか言いようがないのですが、総合的にいうと昨年より格段に進歩している、としかこれまた言いようがないのです.とても、とても、五百万石らしい.どうひっくり返しても五百万石.でも、五百万石にしか出せない魅力があふれているのです。ちなみに今年は根知谷産の一等米使用です。う〜ん...お客様には関係のない話ですが原価一升4000円近い酒です.正直悩みましたが店としては利益を押さえてでも、やはりご紹介させていただきたくおもいます。

飲んでください.今年も、来年も、再来年も.そして、一緒に成長を楽しんでください.

この蔵はへそ曲がりで、「限定酒は所詮限定酒だしぃ〜」などと言って、レギュラー酒の向上に力を入れるわりには限定酒の販売にはさほど乗り気ではありませんが、私は、一番ビビットな仕方で蔵の成長を味わえる限定酒をやはりありがたいもの、得難いもの、と評価しております.蔵がめんどくさがって限定酒の販売をやめたりしないよう、お客様のラブコールをお待ちしております.店頭には1月下旬から2月にかけてお出しする予定です.ご期待ください.


 

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墨迺江山田錦純吟と、くどき上手の雄町44純大吟

新年ですので、店の定番酒にマイナーチェンジを施してみました.

墨迺江は、五百万石純吟から山田錦純吟へ、くどき上手の酒未来純大吟から、雄町44純大吟にかえてみました。

結論から言うと、今回の墨迺江山田錦純吟は非常に完成度が高いと思います.山田錦の芯の通ったクリアな個性が墨迺江らしいすんなりとしたバランスで生かされていて、個人的には百点をつけます.甘み、酸、旨味、渋み、といった要素がそれぞれ突出することなく、お互いを引き立てあっています。よほど風味や、油分が強い料理でない限り、なんにでも合うすばらしい酒です.真ツブ刺、やりイカのお造りなどを合わせてみたい、と思いました.

くどき上手の酒未来純大吟醸は純吟より数段進歩した捌けのよい甘みと華やかな香りで、固定ファンも多数いらしゃいますが、この雄町44は、立ち香はさほど強くないものの、梨、葡萄を思わせる瑞々しい含み香に続く、甘みを控えた旨味と酸味のバランスが大人っぽく、地に足の着いた威厳を感じます。キレも酒未来より更に一段あか抜けており、店としてはお値段据え置きの1合900円は大サ〜ビス。ホントにお飲み得だとおもいます。これも守備範囲の広い酒です、まずその日の酒の状態を一口確認していただいて、ゆっくりお好みの料理を選んでいただくのも楽しいかと思います.

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冷やなのに...

今日は東京までちょっと足を伸ばして酒パトロールにいきました。

私は根が兵庫の人間ですので、若くて渋い酒=堅い、という味のコンビ体験はあっても、若くて渋ぶくて柔らかい酒、の体験が少なく、このタイプの酒を評価するシナプス自体がありませんでした。今まで私が若くて渋ぶくて柔らかい酒をどう評価していたか、と言うと、「質感の粒子が粗くマットで、かつ、味のふくらみが湿り気に捉えられいる酒」で、それ以上変化したり成長する酒、とは捉えていませんでした.

が、昨年末私がこのように評価した酒を酒屋さんで今日再試飲させていただいたところ、質感は透明感を増し、過剰な湿り気はしっとりとした口当たりに変化していました.若い酒、と一口に言っても酒質によっていろんな現われ方をするんですね。欠点と思っていたものが、若さ故の未熟さであったのなら希望が持てます.ちょっと勉強になりました.

あと、今シーズン良さそうだな、と思って買った酒は乾坤一からでている冬華(とうか)です。

ミルキーな暖かみのある香りにつづいてふっくらとした米の旨味が膨らみ、フウッとごく自然にキレていきます.乾坤一の酒は辛くて堅くてのみ飽きしない、究極の2杯目タイプ、とおもっていましたが、この酒は冷やで飲んでもどこか感触が暖かい.

ドライ、という言葉はシャープさの枕詞みたいな使われ方をしがちですが、この酒のドライさは繊維自体が発熱して常にさらりとした状態を維持する真綿布団のようなドライさです.とても快適.『実際に燗にするとどうなるのかな?』と家に帰ってから気づいたほど、ドライでありながらふっくらあたたかな印象です.1.2月にまたがって、店で出そうと思いますので、どうぞお試しください.

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松の司 あらばしり

あけましておめでとうございます。おいしいお酒のんでらっしやいますか?

今年の酒初めは【松の司 純吟 あらばしり】にしました。年明け早々、ノックアウトされたらどうしよう...と、ドキドキでしたが、優しい味わいでちょっとほっとしました.あそこらしいせり上がるような緊密な構成ではありませんが、バナナのような甘い香りに、若々しく滑りのいい口当たりがたのしめます。店でも年明けにお出ししようと思いますので、見かけたら、お試しになってください。


味メモ:インパクト、アタック、ボディともに上喜元純吟完全発酵よりおおきい。
香りの要素は、バナナ、メロン、微かにライチ.酸もしっかりしており力強くキレる.

2007/12製造、金沢酵母、竜王産山田錦麹50%精米、掛け米55%精米、alc.16.4°日本酒度+4、酸1.4

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食中梅酒

当店は割烹料理屋ではございません.炭火焼&北海料理店でございます。

従業員が言うのもなんですが、まぁ『男の料理』です。ダイレクトに素材のよさを感じ取れる料理が多いですし、そういうものをお選びいただいた方が、当店の良さをご理解いただけることと思います.ダイレクトに素材のよさがわかるということは、『見た目は豪快であっても、じつは繊細」ってことです。

さて、梅酒というのはブ〜ムを通り越して定番に定着してしまいました.飲まれる方は食事の最初から最後まで梅酒で通されます.そういうお客様のために、梅酒の味と素材の繊細さの両方を楽しんでいただけるような梅酒が欲しい、と思いご紹介しましたのが前回の志太泉『梅丸』です。おかげさまで大変好評をいただき、残りわずかです.来期出荷される時はもっと本気出して確保に励もうと思いました.

次回ご紹介しますのは、山形、上喜元さんの『うめしゅ』です。
梅酒でありながら赤いスモモ、イチゴなどを連想するほど立ち香は可憐の一言です。そして中盤に梅の産毛のようなふわぁっとした触感の渋みがひろがり、穏やかな酸味とともにすぅとひいていきます。味の展開がとても洗練されています。上喜元は当店定番の大吟醸にも固定ファンがおられますが、梅酒も完成度が高いと思います.ご期待ください.

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忘年会、その後...

いやぁ、ゆうべはすごかった。

女の人の多い職場っていいですね、本物の女子高生から中高年のお嬢さん方まで大集合です。女子高生の一人はお手製ピザを持ってくるし、ほかの女の子達はケーキだの生チョコを持ってきてくれたので、食事の後はここは都内某ホテルのケーキバイキングか?と見まがうばかりでした。私は日頃、薄口の菜食主義生活なものですから、病気でもないのにお肉や、お菓子を食べるとおなかがびっくりして、今日は朝からおなかが痛い...(単なる食べ過ぎか?)。

とはいえ、梅丸もなくなっちゃうからほかの子をさがさなくっちゃいけないし、柚子こも買い足さなくっちゃいけないし、年内はもう遠征はできないから、新年おすすめの酒の候補もさがさなくっちゃいけないし、でがんばって武蔵境の中川さんのところにうかがってきました。

柚子この四合瓶を発見しましたので、店長がOKしてくれたら入るかも、です。あと、芋焼酎仕込みの梅酒もちょっと候補に挙げようと思うのですがこれもお伺いを立ててみないとわかりません。梅丸は杏仁霜のような香りとさらりとしたボディが魅力でしたが、これはイモ焼酎といってもむっちりとした甘さ、ではなく野菜っぽいホクッとした香りに梅の酸味が寄り添ってます。甲州ぶどうを思わせる陰影のある味わいで、これもとろみの少ないさらりとした感触なので食事と一緒にいいかな、ネギマなど野菜の甘みが絡んだ串ものに良さそうだな、と思いました。

日本酒は私にとって本命分野なので、もうちょっと探します。最近結構ぎりぎりまで悩みます。

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忘年会

今日は定休日ですが、6時からあかね屋に灯りがともります。

私たちの忘年会です。女性が多いのでお料理持ちよりパ〜チ〜です。番長ったら、「みんなで持ってくるから、そしたら店長串なんか打たなくていいから、」って何回も言ってましたけど、あんなに繰り返して言われたらそのつもりでなくても焼き鳥を焼かずにいられなくなるのではないか?と深読み体質の私はちょっと心配になってしまいました。

ともかく、今夜のメインは番長お手製のキムチ鍋、海鮮チヂミ、キンパプ(韓国のり巻き)です。キンパプは彩りがきれいなので好きです。私は小松菜とエリンギのナムルを持っていきます。

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新酒解禁

当店もとうとう新酒解禁いたしました。ちらしに19BY新酒と書いたらバイトの女子高生が「最近のギャル語(KY=空気読めない)みた〜い、これどういう意味なんですか?」と尋ねてきたので,「ベタな、やな奴って意味よ,」と答えたら一瞬本気にしていたので,あわてて訂正しました。

当店でご紹介する新酒の第一弾は、房島屋の純米おりがらみ,と黒牛の純米槽口直汲み原酒です。

房島屋は若々しい麹香,黄色いリンゴのようなさわやかな甘み,ごく弱い炭酸を感じる和やかな新酒です。四合瓶でも(ボトル3500円)ご提供していますので,忘年会などのおり,ぜひ皆さんでお楽しみください。

黒牛の槽口原酒は、とうとう本日チャレンジャーが現われました!私が家で保護観察中(封切りの印象は12/1のブログにあります)の黒牛は今日で開封7日目です。だいぶ取っ付きやすくなってきました。冷やで飲むと若いバナナを思わせる甘い香りと原酒らしい力強いアタックがあります。30℃の燗で大きく甘みが膨らみ,42℃の燗で,甘さにヌケがでてきます。若々しさと豊かさの両方が楽しめるおもしろい燗酒になるとおもいます。燗に付けた方が軽やかな気がするくらいです。
カキの松前焼き,(昆布の上で生カキを焼いていただく)とか,エゾシカの腿串,のような旨味の濃いものとも豊かな響き合いをしそうです。冷やもいいけど,これは,燗もいけますね,せっかくの新酒をもったいない、などといわずにぜひお声がけいただきたいものです。

年内、週末は考えたくないほど予約をちょうだいいたしておりますが,平日の早い時間帯はやや余裕がございます。お越しいただけますならそのへんが狙い目です。皆様のお越しをおまちしております。

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鰤しゃぶ

巷ではやっている鰤しゃぶ,当店でも小鍋仕立てでお出ししています。天然ぶりを昆布だしのなかにさっとくぐらせて表面だけ白くなったところでポン酢で食べるんですが、やっぱりおいしいですね。私は関西系なので,全部食べ終わったあとの昆布だしもすっかり飲んでしまいます。
合わせる酒は早瀬浦の純米なんかが気分がいいです。酸味の少ない田酒も案外あいそうです。すかーんと開けっぴろげな酒ではなくおだやかで腰の据わった感触の酒がバランスがいいです。

九州や島根あたりでとれる鯛(今が旬なので桜鯛ではなく紅葉鯛といいます)もひじょうにいいですね。
活け締の新鮮なこりこり感を楽しまれるのもいいですが,数日熟成させて,旨味が十分まわった方がこの季節は気分がいいです。こういうタイミングの魚にであえたら、米の芯を感じる落ち着いたミディアムボディの酒が据わりがいいです。満足度は非常に高いと思います。試してみてください。

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冬の果実酒

いい季節ですねぇ,円熟した旨味の18BYの酒もすてきだし、19BY新酒の出荷の声もちらほら聞くようになってきました。昨日は黒牛の純米槽口直汲みの生原酒が届きました。かつ〜んとインパクトのあるライチのような香り,味わいはものすごくきれてます。旨い,とかなんとか言うよりホントに緊張感あふれる若々しい味です。いいなぁ若いって...。日本酒上級者にはこの段階でお楽しみいただきたいのですが,店としてはもうちょっと味が落ち着いてからの方が,びっくりされないで安心かも,ということになりました。月半ば,もしくは年明けからお出しすることになりそうで,それまでは裏メニューです。試したい方はスタッフにこっそりご相談くださいませ。

というわけで,師走のおすすめはちょっと変則技で日本酒仕込みの果実酒を2種ご提案です。

一つは静岡の志太泉の【梅丸】。私,個人的に静岡の酒では志太泉が総合点で一番好きなんですよねぇ,開運、磯自慢も、もちろんすばらしいお酒なんですが、志太泉はなんて言うんでしょう、ご飯ものと飲んでもおいしいんです。癒し系の男性っているでしょう?あんな感じです(あくまでも私の好みですので我こそは、と思いのお方、志太泉飲んで研究してくださいませ)春になっておぼろ月夜の季節が巡ってきたら、志太泉の純吟を店に入れたい,できれば純大吟,斗瓶囲いの原酒...「高いからだめ,」って言われるかなぁ...あ〜ぁ,I'm calling you〜♪飲んでもらいたいぃ,飲ませて差し上げたいぃ。

って,本題に戻って,【梅丸】ですが,杏仁霜のような香り,梅のまろやかな酸味,何よりかにより甘さが非常に上品で軽やかでアペリティフによし,食中によし,です。スタッフ全員絶賛の嵐でした。ぜひお試しください。

もう一つは那須の酒,大邦がつくるゆず酒です。完熟ゆずの豊かな味わいがすばらしい,板さん、ホールの番長,影番長たちが自分用に一本欲しい!と突き上げまくる魔性のゆず酒です。これを飲んだらほかのゆず酒に戻れまへん。だんだん後戻りできなくなっていく自分が怖いです。怖いもの知らずのお客様,ゆず酒の新たな地平へお越し下さいませ。

新しい日本酒を買うたびにスタッフ仲間をモルモットに生体実験を重ねていますが,これほど満場一致で喜ばれた実験ははじめてです。皆様のチャレンジ,お待ちしております。

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エゾシカ肉

ハンターからの直接仕入れでエゾシカ肉が店に届けられています。すね肉のピリ辛煮,ロースのステーキ,もも肉の串焼き、たたき、レバ刺,ハツ刺,などでお出ししています。

うちの定番酒は,白身の刺身が引き立つような繊細なタイプの層を厚めにして組んであります。店長の美意識の傾向がそうですから,鹿肉もさらっと持ち味を生かした状態で御出ししているんですが,それでも,やっぱりしし肉はしし肉,白身魚とはワイルドさが違います。でもおいしいんですよねぇ,私は六甲山の麓で幼少期を過ごしていますから,ジビエは大好きです。寒くなってから野生動物の肉をいただくと,ホント体も暖まるし,おいしいし、ありがたいぃぃ、という気になります。ありがてぇぇんですが困るのは酒です。日本産のワインでいいのがあれば挑戦したいのですが,専門外の悲しさで,酸化が怖いんです。ボトルで出せればいいんですけどねぇ...。う〜ん。

というわけで,サケ.ニッポニア.ニッポンであくまで勝負しようと思います。

私の予想では,滋賀県の松の司の本醸造とか,純米とか,日本のジビエにはいいと思うんですよ。
ちゃんと花が開くと,滑らかで,エレガントなんだけどどっか芯にびしっと動かしがたいものがあって,かっこいい。大地から揺らめき上がるような艶やかさがあります。ただ,花が開くのに時間がかかるんです。だから日本のジビエと松の司が埼玉で楽しめるのは来年以降と思ってください。

今年は今年の組み合わせを探ってます。今日は岩手の川村酒造さんのお酒で実験中です。びし、ッと決まるか分かりません,雄町の純米ですが,酒質はまだちょっと若さを残しています。どこまで熟させてどこまで持たせるか...。このプロセスがね,おもしろいんです。端から見ると,「パートでそこまですることないんじゃない,」って言われるんですけど,どうせパートから抜け出せないならせめて気持ちよくなきゃ,って私は思うんです。このおもしろさがあなたにも分かればねぇ....。


味メモ:封切り、わさびの茎、クレソンなどを思わせる清涼感のある立ち香.加水、一回火入れのため感触は穏やかながらも軽快なめらか.含み香は若いバナナ、アニス入りのクッキー、微かな麹香を感じる.燗につけるなら55℃、レバ刺し、股串、などなら常温がよい.すね肉のピリ辛煮、ステーキではたぶん酒が負ける.

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冬のお酒

ゆうべは寒かったです。燗酒が飛ぶようにうれました。あったかいお酒なら焼酎のお湯割りでもいいはずですが,日本酒の方が出ました。休日だったせいもあり,仕事がらみの人たちではなく友達同士や家族づれが多かったせいかも知れません。片口のお酒をみんなでお猪口につぎ分けて仲良く飲んでらっしゃいました。お湯割りをつくるよりは気楽な感じで仲間同士サービスしあえるところがいいですね。

実際,お湯割りをグループ仲間でつくりっこ,ってのはあんまりなくて,たいてい作り役が固定されていて,男の人がやってると誰か一番身分の低い人が一方的にサービスさせられてるみたいだし、女の人がやってるとコンパニオンさんみたいでなんだか気の毒です。たまに、主人役が悠々と気配りしながらつくってあげてるグループがありますが,ああいうのはかっこいいですね。実際、そういうひとは男前が多いので見とれちゃいます。


うちは今のところ,2合で800円くらいの普通酒を基本の燗酒にしています。あとは定番の早瀬浦や神亀の純米,田酒の特純、このあたりも燗にしておいしいです。でも,香味、質感のバリエーション&価格設定についてはまだまだ開拓の余地アリですね。がんばります。

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香箱蟹

今日は店に香箱カニ(ズワイのメス)が入りました.お奨めしましたがでません.やっぱり自分が食べたことのないものは気合いが入りませんので、微妙に伝わるようです.料理のしかたを聞いて店員割引で買って帰りました.う、うみゃ〜いいい。

店長から聞いたとおり、5分ほど塩ゆでして、昆布だしに醤油、酒。みりんを入れて調味したものに漬けました.「一日置くとうまいんだこれが、」って、店長がいってましたけど.飲みながら料理する人間にとってこれほど目に毒なものはありません.ちょっとだけ...と思って手を出したらモォいけません.房島屋の純吟を燗につける実験をしながら夫が帰ってくる前に一匹食べ終わってしまいました.(しかもキッチンで....)もう一匹をにらんでいるところで帰ってきてくれたのでがっかりなような,ほっとしたような....。

卵をもったメスですから,ズワイらしい繊細さはありますが肉は大したことはありません.でも、卵がいいです、またそれより更にみそがいいです.ビン詰めのかにみそはあまり好きではありませんが、これはほんとにおいしい。今度入荷したら、もっと気合いを入れて奨めます.

こんなうまいものどうして出ないんだろう?って思いますけど、今日はカップルが多かったのも敗因かも知れません.夫婦でもなぁ、ちょっと恥ずかしいかもしれません.けっこう夢中でしゃぶりつかないと食べ残しが多くて、悔しくてあとで夢に見そうです.

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アンチ.エイジング

アンチ.エイジング、と言っても私が美容関係の話をするわけもなく、とーぜん酒の話です。

10月、11月、と冷やおろし月間にするつもりで、かなり身銭を切って試飲をしましたが、なかなかこれ、というものに出会いません。クオリティと価格と、定番酒の香味とかぶらないこと.....などのチェックをなかなかクリアできないんです。結局、今日の昼間までぎりぎりずいぶん悩みました。

私がこんなに悩んだのは、冷やおろし、秋上がり、と銘打ってあっても若々しい(すぎる)酒が多いからです。各酒蔵、小売店さんの冷蔵管理技術の進歩には目を見張るものがあります。9月10月になっても全く衰えを見せず、ぴちぴち感を保っている、生詰め、本生酒に何本もであいました。残暑の9月くらいまではこのぴちぴち感がありがたかったんですけど、11月の声を聞いたら、もういくらなんでも、若作りには違和感がでてきました。
天然の魚、産地直送の野菜は正直です。魚も野菜も寒さに備えて体質を変えているのです。そこにこの手のアンチ.エイジングばりばりの酒をあわせるとすべてがふっとんでしまいます。
食卓の上で、酒が一人でビリーみたいに張り切ってるのは、自宅でなら笑えますが、店ではちょっとねぇ..。

秋あがり、冷やおろし、っていうのはに秋にならないとおいしくならない酒、春と秋ではスッポンと月くらいの変化を見せてくれる酒の為に大事にとっておいてあげたい季語だったんですけどね...。

というわけで、あかね屋としましては、特に秋あがり、冷やおろし、とラベルに明記してなくても、
秋上がりのスピリットをもった【明鏡止水の垂氷】を11月はご紹介したいと思います。あと脇を固めるのが、はせがわ酒店さんがプッシュする安芸虎の純米と、先月好評だった真秀の純吟、です。

垂氷と真秀は冷やでも、ぬる燗でも両方いけます。どうぞお試しになってください。

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秋の野

今月はひやおろし月間ってことで、3種類ほどピックアップした酒を集中的にお勧めしています。
その中の一つ、三重県伊賀の若戎酒造さんの【秋の野】純米吟醸、店で試飲させていただいたときは冷蔵庫から出したてでも程よく味もくつろいで、 茸香,旨味、酸味といった枯れた味わいと、若戎さんらしい滑らかな口当たりのバランスが面白かったんですが,とどいたばかりのはど〜も固い。 どうにもこうにもアルコール感が突出しちゃって,れれれ!?!って感じなんです。

で、家でいろいろいじくってるんですが,(初歩的だなぁとは思いますが)30度くらいの人肌燗がい〜いんです。常温じゃぁまだ酸味と苦味が突出します。 が、30度になると香味の3次元パズルが飛躍的に組み上がって、透明感がでます。 枯れた味わい、と思っていた酒に塩キャラメルのようなミネラル感とコクの響きあいが現れます。

私は酒に関することだけはマメですので、お客さまにも、 「ホンのちょっとだけあっためたほうがおいしいんですよ、」ってご案内するんですけど、 「冷やでいいよ、」って言われるとそのまま出しちゃうんですよね。 押しが弱いかしらん?まだまだ信用されてないなぁ、と反省しております。

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たかいお茶

水、木とバイトに入ってくれてるおねえちゃんが天然で、い〜いキャラなんです。
ゆうべも首を傾げてぶつぶついいながらお客さんの所から下がってきたなぁ、とおもったら、 「たかいお茶下さい、って言われて、え?っと思ってたら更に、私、安いの飲めないの、って言うんですよ、 すごい人だな、と思って、高いお茶ですか、って確認したら、うん、あったかいのね、って言われてほっとしました。 安いの飲めないの、も、お酒飲めないの、の聞きまちがいだったみたい...。」とのことです。

なにをど〜やったら「安いの」と「お酒」を聞き間違えるのか....? 血糖値が下がってるんじゃないの?ということで、急いで先日のお土産のウナギパイを食べさせました。

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輝ら星の如く

10月のお勧めは【麓井 輝ら星の如く 吟醸原酒ひやおろし】です。
輝ら星の如くは、6月にグリーンボトルの生詰めをお勧めにしたら、よくでましたね。
デラウェアみたいなさわやかな香りと酸味が可憐で、季節的にポン酢で召し上がっていただく、津軽産の真子カレイの薄造りなんかを出してましたから、旬との響きあいも良かったんだと思います。

今回のは原酒だけあって、定番の加水調整ものよりは味わいのアタックが力強いです。
なめらかな果実様の第一印象のあとフワァッとうまみが軽やかに広がり、一転ズバッと切れます。
質感の展開に初夏のものよりぐっと深みがあり、口に含んで転がす楽しみができる酒です。

あう料理としては..京いものみそ田楽なんか意外にいい感じです。ほくほくした中にかすかなぬめりを感じさせる京いもの食感と練りみその組み合わせは原酒の強さを和らげ、味のほかの要素をひきだしてくれます。

あとは、秋鮭の幽庵焼きなんかもいいです。幽庵地のユズの風味が麓井らしい滑らかな酸と響きあって重層的なおいしさが楽しめます。とても秋らしいしっとりとした旨さで、時雨降るの秋の夜長なんかにはいい感じだろうなぁ、と思います。

麓井の佐藤市郎さんだったら何をあわせるんでしょう?明日にでもメールで聞いてみます。

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あかね屋:酒通信

今週は月曜から木曜までお店は遅い夏休みをいただいておりましたが、(ず〜っと激務なのでたまに休みが入るとリズムが狂って、休み明けは逆に普段よりずっとくたびれるね、というのがスッタフ間の共通の認識です。)
復帰初日の夕べはいきなり3組も予約が入っていて...ありがたいことでございます(汗)


というわけで、村祐と車坂は夕べで完売してしまいました
来月に入って『麓井 きら星の如く、ひやおろし原酒』を出すまではおとなしく定番酒で商います。おとなしく...といっても、

※ 【黒龍の純吟】  菊花のような落ち着いた香りと中肉のボディ感


※ 【九平次の純吟】  ドライな口当たりのあとに、すぅっと調子を上げていく酸がきもちいい


※ 【上喜元の白ラベルの山田錦大吟醸】  秋の空のようなさわやかなヌケ感を楽しめる


なんかは今の気分にいいですねぇ。こういう酒を定番酒に入れてる店長の本能には感心します。(って、身内をほめてちゃ駄目か?)

月曜定休ですが、来週24日は休日ですので営業、25日(火)が振り替えでお休みです。ukokiは26、27、28と愛知、岐阜、滋賀、をまわって参りますので、28日(金)の22時以降の出勤になります。

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村祐と車坂

好評だった房島屋ですが、生酒ということもあり、危機感を持ってがんがん売ったため、二週間経たないうちに完売してしまいした。
炭酸が残っていたこと&フルーティな香りの割には糖がよく切れていたせいか、ビールを飲むお客さんに受けましたねぇ、発見でした。そう考えると、上級者向きかな、と思っていた<秋鹿の山廃、特純、槽搾直汲無ろ過生>なんかもビール好きにいのかもしれません。

「もう一回房島屋買ってきましょうか?」と、店長にたずねたら、
「いや、そろそろひやおろしが出そろうので、ひやおろしでいいのを買ってきてください」と言われました。

伊勢五さんからもらったちらしを見て、店で定番で出してる黒龍や、墨迺江からひやおろしが出てるようなので、その辺に目星を付けていったんですが、どうも味のタイプがちょっと店の料理にはあわなそう、と言うことで、試飲の結果、<村祐の特純、秋上がり無ろ過本生>と<車坂の山田錦吟醸秋上がり生>を買ってかえりました。

村祐は、マンゴスチンやハーブを思わせるさわやかな香りに透明感のある甘いアタック、つづいてフルーティな酸味が力強くたなびきます。戸惑う人がいる位意外性のある味です。

車坂は香りは穏やかですが、引き締まった甘さと酸味のバランスがどこか生姜を思わせる、食中酒としてすごく完成度が高い酒です。
火入れ、熟成酒の丸やかな透明感も捨てがたいんですが、まだ時々暑さの戻ってくるこの時期は、びし、っと打ち込んでくる勢いのある酒がうれしい気がします。

店長は車坂が気に入ったみたいでしたが、お客さんの好みは、はっきり二手に別れますね。こうやって二本同時期に出して競わせると、結構、お客さんの個人情報が収集できて楽しいです。

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房嶋屋

当店の今月のオススメは、 岐阜県の房嶋屋の五百万石とにしほまれを使った純吟生です。 この中途半端な季節にはうってつけ、の個性だなぁとおもってはいましたが、 爆発的に出てます。おかわり率も高い。

封切りは、生らしく微炭酸がのこり、栗のような麹の含み香。ハシリのりんごのような爽やかな酸味 がパッと弾けるフレッシュさが持ち味。
1週間ほど冷蔵すると、ボディ感が出てきて、銀だらの西京漬けや、煮付けとすばらしい響き合いを見せます。

今度滋賀にいくとき、ぜひとも立ち寄ってみたい蔵元です。

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