身投げ感覚
昨日は刀禅の稽古に行ってきました。
先輩方にはいろんな身分の方がいらっしゃいますが、昨日、二線球磨(刀禅の基本稽古のひとつ)を指導してくださったのは物理の先生でした。ところどころで動きを止めて物理学のニュアンスがそこはかとなく香る指導をいただき、いつもお世話になっている国語の先生とはまた違った表現で身体運用のコツを教えていただいたような気がします。
が、実を言うと言葉より圧の掛け方の操作で、なにか、もっと深い、「ぇえええっ?これでいいんですかぁああ?」というような精神的な揺り戻しがありました。ちょっとショックが大きすぎてまだぜんぜん全体像が見えないので、今日は自分の感じたポイントだけ書かせていただきますが、
なにしろ、
押すときは、腿の裏側とふくらはぎで引っぱりに堪えていたものが倒れかかるような。引く時は、背面全体で受けささえていた押される力に吹っ飛ばされるような、感触が自分の中で起きた時のほうが相手に対しての働きかけが重くなる。というんですから...もぉ、なにがなんだか?
先週あたりから、圧が通っていくときに人体のカタチに沿って線的に伝わっていくというよりは、ラグビーボール型の一種の包まれた空気の中を波動上に伝わってくるように感じはしていたのですが、その感覚と、昨日感じた感触を合わせて考えると...
押すにせよ、引くにせよ、緊張させる筋肉の部位と仕事量は今までより格段に少なくなるような気がします。ほんとにそんなことありえるんでしょうか?
練習中、自分のと先輩の分とがあわさった大きな弾力のある球体の中で、ときどき吹っ飛ばされたり、引き倒されたりして体勢が崩れるんですが、そのとき一種の無重力感と言うか浮遊感と言ってもいいような感触で身体が移動するのがむしろいいんだそうです。
「捨て身の攻撃」ってもしかしたらこういう感触を含んでるのかもしれないなぁ、とおもいつつ昨日は良くも悪くも、身投げ感覚を味わわせていただきました。
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